アメリカのコストコ肉解体ショー
サンタクララの青空からこんにちは。
どうもおっちょこもりです。
今日は肉を大量にさばいたという日常の出来事をお送りします。
アメリカの薄切り肉事情
日本でおなじみの薄切り肉にアメリカのスーパーではお目にかかれることは少ない。
ここベイエリアではアジア人も多いからかコストコで牛肉の薄切り肉は売っているが、約12ドル/ポンド(360円)と少々お高いのと、厚さがかなり厚い。
近くの高級スーパーWhole Foods MarketでもShabu Shabuと書いてある割高な薄切り肉が売っているが、以前買ったときはそんなに薄くなかったし、なぜか端にぶよぶよしたゼラチン質(皮膚?)が付いていていて非常にがっかりした。
日系スーパーや韓国系スーパーまで足を運べば豚肉、牛肉の薄切り肉は手に入るがもれなく塊肉より高い。
とにかく薄くしただけで割高になるのが許せないおケチな私は包丁で薄切り肉を作っていたのだが、冷たいし、疲れるし、満足できるものができないしで、フラストレーションを抱えていた。
そんななか、博士太郎さんの会社の同僚のお宅がミートスライサーを購入してとても良いという話を聞いて、どうしても欲しくなってしまった。
だって、しゃぶしゃぶも食べれるし、すき焼きも食べれるし、肉巻きだって作れるし、肉じゃがの肉がブロック状じゃないわけだし。
というわけで、博士太郎さんにお願いしてミートスライサーを購入していただく運びとなった。
ミートスライサー1号
博士太郎さんの同僚の方のお話では、手動のものは壊れてしまって買い替えたと聞いていたので、選ぶのは電動式一択。
アメリカ在住の日本人のブログを読んでいると、やはりミートスライサーを家に導入したという方が多く参考にさせてもらった。多くのブログでおすすめされていたのが、Chef’s Choiceというところのもの。
しかし、この商品。他のミートスライサーより若干お高い。
というわけで、どこまでもおケチな私は、もう少し廉価版のMIDONEというところの200Vのミートスライサーを約90ドルで購入した。

こちらがうちのミートスライサー1号だ。駐在期間中壊れないでほしいので2号を迎えることなく駐在が終了することを祈りたい。
厚さも1mmから選べるので、日本人好みの薄い薄切り肉も作れる。
冷凍肉も切れるらしいが、私は生肉を2時間ほど冷凍庫に入れて少し固まったところでスライスしていくのがやりやすいかなと思っている。
これで、アメリカの塊肉をスライスしていけば、薄切り肉食べ放題だ。
購入してから3か月ほど使っているが、今のところ問題はないし、とても満足度が高い。
肉を仕入れる
さて、前置きが長くなったが、今回冷凍庫の薄切り肉の在庫がなくなってきていたので、コストコで肉を大量購入した。
これは個人の好みによるのだと思うが、アメリカのスーパーの肉は日本のよりも臭みが強いものが多いと思う。
鶏は鶏臭いし、豚は豚臭い。今まで肉の臭みを気にしたことがなかったが、アメリカに来てからは気にするようになってしまった。
そんな中、コストコのお肉は、新鮮なのか臭みが少ないので、もっぱら愛用している。大容量なのがたまに傷だが、どこのスーパーでも大容量でどうせ冷凍するので、もう諦めた。
豚肉編 Pork Shoulder 約2.9キロ 約113円/100g
仕入れたのは、豚肉はPork Shouder(豚肩ブロック) 。約113円/100g。
他にもバラ肉も売っているが、アラフォーには3キロ近いバラ肉をやっつける体力はない。
また、Pork Loinといって油のないひれ肉みたいなのものも売っていて、これは確か2.9ドル/ポンド(約86円/100g)とお手頃価格で売っているが、油がなさすぎてぱさぱさになってしまう。たまに食べるならばいいけど3キロ近いLoinを食べると飽きてしまう。
したがって、最近はこの豚肩ロース一択で選んでいる。日本のように少量で買えれば、いろんなのを買いたいのだけど、汎用性が高いのはこれかなと思っている。

豚肉解体ショー
さて、この3キロ近い豚肉を解体した。
A型の私は3キロを用途別に計画を立てて分けて冷凍することとした。
ブロックのまま冷凍するもの、厚切りで冷凍するもの、味付けして冷凍するもの、と以下のように分けてみた。

会社を辞めて、アメリカの地でこんなことばかりやっているなんてのんきだなぁと思うだろう。そのとおりである。帰国後の再就職が心配だ。
無事に解体し終わった時は、得も知れぬ達成感を感じる。
↓のようにスライスしていって
これだけの肉に分割できた。達成感。

牛ひき肉編 Ground Beef Wagyu 160円/100g 1.3キロ
牛肉はひき肉を購入。Wagyuと書いてあるものが一番お買い得だったのでこちらを購入した。

アメリカのひき肉は赤身と脂身の割合が書いてあることが普通。
これは赤身が75%、脂身が25%らしい。やや脂っこめ。Wagyuだけある。
ちなみにWagyuと書いてあっても、産地はアメリカ。
1パックが1ポンド(450g)。真空パックになっていて賞味期限は約2週間と長い。
このパックのまま冷凍すると解凍したときに450gを使わなくてはいけなくなってしまうので1パックを2等分して冷凍。

1つは今日の夕飯でハンバーグにしよう。
牛肉編 Beef Chuck Roast 254円/100g 1.6キロ
お次は牛肉ブロック。
牛肉は様々な部位が売っていて、名称も日本と全然違うのでよく分からない。
お高いステーキ用という感じではなくて、牛丼になりそうな牛切り落とし肉が作りたかったので、今回はBeef Chuck Roastという部位を購入した。
肩肉らしい。筋張っていませんように。
ところで、アメリカの牛肉にはグレードがあって下から順に
- Select
- Choice
- Prime
があるらしい。コストコでお値段だけを見て買っていたら、Primeの肉を買っていた。
薄切りにするからそんなにいい肉でなくてもいいのだが、これしかなかった気がする。
たぶん少々割高になっているので、牛肉は、無理してコストコで買わなくてもよかったかもと反省。

牛肉解体ショー
さて、こちらの牛肉も例のミートスライサーでせっせと薄切りにした。
A型らしい計画はこちら↓

出来上がりはこちら。達成感。

鶏肉編 Chicken Thigh(鶏モモ肉) 104円/g 3.4キロ
最後は鶏肉。
アメリカでは鶏肉は不思議なことに、日本では一番安価なむね肉が一番高い。
日本で人気のあるもも肉は、脂が多いからとかでむね肉よりも安価に売られている。
個人的には、気にするのはそこじゃない気がするが、もも肉好きの日本人にとっては有難いかぎりだ。
鶏もも肉は英語でChicken Thighという。
骨なしか骨有かの2パターンが売られていて、骨がないならもれなく皮もない(Bone less Skin less)。
皮が欲しいならば骨付きを買う必要がある。
でも、骨を取るのは慣れていないし面倒。それに歩留まりも悪くなる。
なのでもっぱらBone Less Skin Less を購入している。

写真で白く見えるところは皮ではなく脂。
アメリカの鶏もも肉の脂はけっこう多い。そしてこれがけっこう臭みのもとになる。
日本の時は気にしていなかったが、なるべく外すようにしている。
そしてお肉は消毒液?みたいなものに浸かっているらしいので使う前に洗うようにしている。
なんていうか、人気のない部位だからか、日本のような皮がぷりっとついたきれいなもも肉には出会ったことがなく、その他部位を外した後の切り落とし感がある肉になっている。
こちらも真空パックになっていて2週間くらいの日持ちがする。
鶏肉解体ショー
さて、この3.4キロの鶏肉もそのまま冷凍すると使いづらいので切ったり、味をつけたりして冷凍した。
A型らしい計画はこちら↓

鶏肉は脂身を取ると歩留まり15%減くらいになってしまう。
脂身はこんな感じでのっぺりついているので

これを外す。

総計
さて、今回のお肉全部でどれくらいあったかというと計9.2キロであった。
そして購入金額は98.16ドル(約13,251円)であった。
これで毎日200gづつ食べても、約1.5か月は持つだろう。
おかげで冷凍庫はパンパンになった。
もし、これで停電がおきると大惨事になる。停電が起きないことを祈るばかりだ。












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あんたまめね